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総会情報

第10回会員総会

 

 

          ◆ 平成30年度定時社員総会議事録

          

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財務諸表

          ◇ 第9期財務諸表

          

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 本日はお忙しい中、高機能玄米協会定時社員総会報告会にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。また、日頃は当協会の活動にご理解とご協力を賜り厚くお礼を申しあげます。
先程会員総会は無事終了しましたが当協会の前身である日本発芽玄米協会が一般社団法人化された、第1回の会員総会から数えて、今回でちょうど10回目の総会となりました。
 当初は食品メーカーを中心としたわずか12名の会員でスタートしましたが、途中高機能玄米協会へと屋号を変えながら、現在は正会員と賛助会員、学術会員を含めて総員42名の団体へと成長いたしました。これも本日ご出席いただいている皆様が、当協会の理念や活動方針に共感し活動をサポートしてくださったおかげです。あらためまして、ここに御礼申し上げます。 

 さて、当協会を通して世に出ることが出来た玄米食専用品種「金のいぶき」についてですが、昨年は残念ながら主要産地が悪天候に見舞われ、大きく収穫量を落としてしまいました。その一方で需要は活発化し始め、最近では首都圏のコンビニエンスストアでも、当協会の品質認定マークがつけられた玄米おにぎりが販売されるなど、ようやく一般消費者への認知も加速され始めました。
 昨年の12月4日に当協会は、産官学で玄米食の発展に携わる人たちが幅広く集まり、それぞれの知見を発表出来る場所として「第1回玄米食推進フォーラム」を開催しました。
 ボソボソしていて食べづらく、今まで馴染みがなかった玄米を、現代人の食生活に合わせて、栄養が豊富で食べやすい「玄米食」という新たな食文化に発展させるためです。ご存じのように、発芽玄米は玄米食の普及を進めて行く上では、大きな役割を果たしましたが、それは高機能な玄米が持つ可能性の一部分でしかありません。

 このフォーラムで私たちは、外食や給食で炊飯しやすく食べやすい玄米ごはんを提供している実績はもちろんのこと、玄米粉を利用して麺やお菓子に加工したり、その調理に玄米の胚芽と糠を絞った米油を活用したり、他にも玄米味噌や玄米甘酒や玄米由来の甘味料にまで発展させることも可能だということを証明しました。また玄米食の効用に関しても、便通改善効果を中心に楽しみな研究成果も発表出来ました。
 この時期に「玄米食推進フォーラム」を発足したことにより、私たちの団体が新たな「玄米食市場」を作り、そしてリードしていくのだという強いメッセージが発信され、今後の活動に向けた大きな一歩が踏み出せたのではないかと確信しております。

 世の中が豊かになり、美味しさを犠牲にすることなく健康的な食事をしたいというニーズが高まる中、金のいぶきを中心とした玄米食の普及が始まったことで、ようやく私たちの食生活の中に、高機能な玄米という穀物を欠かすことなく供給出来るステージが整ったと言えるのではないでしょうか。
 今後は各会員企業がそれぞれの技術や販路を更に活かして、美味しくて無理なく食生活に摂りいれられる「玄米食」の世界を大いに広げ、新たな食文化へと発展させていくことを希望しております。
 ご静聴ありがとうございました。

平成30年6月29日
一般社団法人高機能玄米協会
会長 池森賢二

 

 

 
 

 
 
 
 

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